10:決断 | ||||||||||||||||||||||||
2003年2月中旬 | ||||||||||||||||||||||||
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ここに来て、成熟してきた多方面の事柄が、一気に収束に向かいました。 土地を見てくれた建築家のコメントは「面白いロケーション」だ、ということ でした。土地の概要を紹介しますと ◎114平米(約34.5坪) ◎間口6.5mの整形地 ◎接道:南/幅員12m ◎周辺及びさらに山手に上がったところは数十年以内に開発された新興住宅地 ◎面している道路がバイパス(高速道路)の誘導道路 ◎向かいにはJHの 低層施設と緑地帯があるのみ(住宅が建つ可能性は半永久的にない) ◎住宅地ながら、駅前的な不特定多数の車の交通がある ◎そのため、隣の ならびは小店舗(小売店や学習塾、喫茶店)が多い ◎道路から舗道を介して フラット。5m奥まったところに1m弱の段差がある(駐車スペースと宅地ス ペースが分離されている) ◎敷地からの眺めは高台ではないものの、前面道 路→バイパス(前面道路よりもだいぶ低い位置を走っている)→対岸の誘導道 路→住宅という具合に見通しがとても良く、対岸の遠方に緑(山)が望める。 ◎現在住んでいるのと同じ最寄り駅で、駅から徒歩14分、駅前には午後11 時まで開いているスーパーがある。 前道の交通量が、普通の住宅地と種類が違うことが最大のデメリットでした。 でもそれを上回る「場所性」が魅力でした。また利便性でも共働きの私たちが 予算内で探すには本当にありがたい場所です。 土地を見学した後、建築家の方が、私たちの希望をききながら、ザクッと したプランをスケッチしてくれました。 今まで、「どこに住もう」「土地はどうしよう」「どこにプランを頼もう」 と不確定要素でいっぱいだった私たちに、ひとつの結論が出た瞬間でした。 そして、数日後、私はこの土地の持ち主である不動産屋さんに「土地の買付証 明書」を提出しました。 イバラの道へのプロローグ...もう後にはひけません! |
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敷地: これが私たちが決めた「住まいの土台」 から前面道路を見た眺めです。高架では なく地の底を走っているのでわからない のですが、道路をはさんだ緑地帯の奥の 下にはバイパス(京都と滋賀をむすぶ高 速道路)が走っています。交通量は多い ですが、2階からはさらにその向こうの 宇治の山も望めそうな、自然と利便性が 珍しいカタチで融合した場所です。 私たちの暮らし方に合っていると思い、 決断しました。 |
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