02:マンションor戸建 | |||||||||||||||||||||||||
2002年9月〜10月 | |||||||||||||||||||||||||
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夫は当時、忙しいこともあり「家購入」にはとても腰が重く、マンションの モデルルームも最初は妻一人で回りました。いくつか見た中で、エリア的にも デザインなどの面でも、そこそこ気に入った物件と出会い、2回目には夫に 一緒についてきてもらいました。そのときは本当にもう、ついてきてもらうと いう感じ。今から思うと、夫は最初からマンションがいやだったのかもしれま せんが、イマイチその反応がわからず。キッチンなどの設備は気に入った様子 だったけれど、二人ともレコードを聴くのが好きで、共働きで生活も夜型の ため、下の階や隣への「音の問題」が気になるようでした。でも結局、その マンションに決めなかった決定的な理由は「駐車場」です。ちょっと便利な 場所で地価も同じエリア内では高かったのか、都心でもないのに、駐車場が 抽選だったのです。その当選確率は7割。車が趣味の夫はもちろん、今の車を とても気に入って「ウチの車が一番かっこいい!」(フェラーリは別)と思っ ている妻も、そんな確率に賭ける気はナシ。潔くあきらめました。 さて、そしたらどうするか... ちょうどその頃、ダイワハウスさんが建築家の鈴木エドワードさんと企画した 「EDDI'S HOUSE」のことを新聞記事で知りました。5タイプあるプランの うちのひとつはズバリ「愛車を眺めて暮らす家」。デザインも白を基調とした 箱形の家で私たち好み。さっそく夫に話すと思っていた以上の好反応。10月 の発売前のお披露目ツアーにも、休日出勤を返上して参加してくれました。 ただ兼業主婦の妻としては、最新の設備で管理もやってくれる便利なマンショ ン暮らしの夢も捨てきれず、戸建かマンションかで心は揺れ続けていました。 もちろん、予算のことも。夫の方は、自分のガレージと作業場がもてる戸建が 選択肢に入ってきてからは人が変わったようにアグレッシブになり、月々家に 入れてくれる生活費もぐんとアップしました。お陰で、頭金貯金も少しずつ ですが延びてきて、この調子ならなんとかなるかも? ・・・なんてそんなにカンタンに事は運びません。 ここから私の本格的な楽しくもツライ、土地探しが始まるのです。 |
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「03:ハウスメーカー1」に続く | |||||||||||||||||||||||||