06:ハウスメーカー3
2002年11月〜12月
11月限定で発売されたミサワホームの家は本体価格なんと1000万円
ちょっと。オプションで多少アップしたとしても、これなら土地にだいぶ予算
がまわせる。さっそく、住宅展示場を訪れて話をしました。結論からいうと、
この話はまとまらず、その理由はやはり、規格型住宅でビルトインガレージが
造れなかったということでした。デザインもそこそこ気に入っていたし、土地
の予算が上がるので希望のエリアに住めるのも魅力でしたが、家づくりのそも
そものコンセプトを変えるのは・・・。苦渋の決断でした。その時に出会った
土地は、「建築条件付き」ながら売り主の不動産屋さんが、ミサワと提携して
いるところだったので、気に入った土地もその家も手に入れるチャンスだった
けれど。住まいとは何か、家も一生の買い物ですが、土地こそ一生の買い物で
す。ビルトインガレージは老後の建て替えに置いておいて、なんとかこの話で
進めようか・・・。でも、先行き不透明なこの時代、家を建てるチャンスが
もう一度来るのか。そう考えると、中途半端な決断で手に入れた住まいに寄り
道する余裕は、今を生きる私たちにはないのです。
ある意味で、本当に腹をくくったのは、このときでした。賃貸生活をつづけな
がらも、本意の家を手に入れる。妥協しない。

同じ頃に出会ったのが、S×Lの家でした。SIMPLE&MODERNシリーズはデザ
インも斬新で、完全な注文住宅。結局、私たちには予算が合わず、また辺境地
を中心に土地探しをしなければならないので、わりあいあっさりと諦めがつき
ました。上で書いた「未来にはじめて家を建てるときに、予算が合えば」検討
したい家でしたが、やはりハウスメーカー独特の、規格をはずれるほど予算が
跳ね上がる・・・というシステムに納得がいかなかったこともあります。

その頃私がひとつの選択肢として考えたのが中古住宅の改造でした。以前も
中古住宅を検討したことがありましたが、その時には適当な物件に出会えず、
今回は、希望エリア限定で、リフォーム(リモデル)費用を1000万円位
かけた場合・・・で事務所などの住宅以外も含めて探してみよう。
01 きっかけ
02 マンションor戸建
03 ハウスメーカー1
04 ハウスメーカー2
05 中古か建売か
06 ハウスメーカー3
07 中古を改造?
08 建築家という選択
09 最後の土地探し
10 決断
グッピーハウスのTOPへ
「07:中古を改造?」に続く