01:きっかけ
〜2002年8月
最初はなんとなく、漠然と住まいを持つなら、テッテー的にこだわった自分
たちカスタマイズな住まいかなーと、妻(小麦)は思っていました。
1998年に結婚した当時は、お金がなかった(今も決して「ある」とは言え
ないが)こともありますが、未来を決めてしまうのは重かったので、迷わずに
賃貸を選択。二人の職場の中間にあるハイツに住むことにしました。
当時、週末の新聞の折り込みチラシに入っている不動産情報は完全無視で、
興味があるのはスーパーの特売チラシくらい。いつかは住まいを持つかもしれ
ないけど、そのいつかは10年先か20年先かもっと先か・・・それすらも
深く考えていなかったのかも。そのハイツは、3年ちょっとで、夫の仕事の
負担がグンと増えたため退居し、夫の職場のある市に越しました。引っ越し先
を探していたときに、いつも見ているインターネットの賃貸サイトから偶然
のぞいた分譲サイトで、中古住宅が1000万円台で売買されていることに
びっくり!家の値段ってそんなものなのか?しかし、転職するかもしれない
し、関西以外の土地でも暮らしてみたかったし、そのときはまだ未来を不確定
にしておきたかったので、迷わず賃貸を選択。今度借りたのは今住んでいる、
定期借家です。定期借家はその分、家賃が割安だけど、仮住まいの意識が強く
落ち着かない。結局、普段あまり使わないものは段ボール箱に詰めたままで、
必要なときに出してきて使う。次に越すときに段ボールがそのままだったら、
その中身は処分しよう...あと、元々賃貸用に作られた家ではなく、個人の
家を借りているので、タオルかけひとつつけるのも、ものすごく気を使うと
いう状態に、段々イライラ。家を買おうかと、思い始めたのはその頃から。
最初の思惑では、妻の友人のほとんどが設計の仕事をしているので、土地を
買って、友達の設計で家を建てようと、カンタンに考えていました。

さて、それにはいくらかかるの?
ほとんど知識のない中での総予算のマックスは4,000万円で、周り回って
結局今の予算は下がりました。でも住まいを手に入れること、そのこと自体
には、いっぱい我慢することが出てきます。当時私たちは1シーズンに
2〜3回は泊まりでスキー旅行に行っていたし、ライヴやクラブにもしょっ
ちゅう。年に1〜2回はスキー以外の旅行、といった具合にDINKS生活を満
喫。そこで思いついたのはマンションなら土地代が割安になるかも?でした。
実際に共働きで、不規則な仕事をしながら兼業主婦をしている私にはマンショ
ンの方が便利で楽。予算も考えているエリアと広さなら、2,500万円位で
新築、中古なら1000万円台から可能。これなら、次の引越で家を購入と
いうことも可能かも?とそれから1年半くらいちょこちょこと頭金を貯めなが
ら資料を集めて、住宅ローンなどの勉強も始めました。
そして、ついに2002年9月、予算の見通しも少しついてついにモデルルー
ム見学となったのです。
しかしそこから紆余曲折を経て、今に至るとは・・・。
01 きっかけ
02 マンションor戸建
03 ハウスメーカー1
04 ハウスメーカー2
05 中古か建売か
06 ハウスメーカー3
07 中古を改造?
08 建築家という選択
09 最後の土地探し
10 決断
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「02:マンションor戸建」に続く