03:ハウスメーカー1
2002年10月
「車と暮らす」というコンセプトはこの頃に私たちに根付き、それは結局、
現在まで一度も変更したことはありません。
多忙な夫の毎日の足代わりになっている車は、ポルシェやフェラーリのような
走る高級車ではないし、趣味性の高い車でもありません。2001年に購入し
た、レガシィ・ツーリングワゴンという結構走るし、荷物もいっぱい載るし
という実用車です。この車は結婚してから2台目で、私たちにとっては2台目
のレガシィで、子供の頃から車が大好きだった、夫にとって生まれて初めての
新車でした。この車を購入するときに私たちは貯金のほとんどを使いはたし、
何度もスバルのいろんなショールームを回って、どの色にするか吟味を重ねま
した。私たちにはとても思い入れの強い車です。そんな車の居場所を家の中に
確保してあげる、FIXガラスを通して、暮らしの様々なシーンで車が視野に入
る。そんな暮らしは、多少の犠牲をはらってもなんとか叶えたい夢でした。
通勤時間が増えても、予算がちょっと増えてしまっても。
私たちは、隣県も含めて広範囲で土地探しをすることにしました。

条件1:その家が入る土地。
条件2:価格。
条件3:接道は南東〜南〜南西(その家が南向きで設計されているため)。

さて、その3つの条件に叶う土地は見つかるのでしょうか?
01 きっかけ
02 マンションor戸建
03 ハウスメーカー1
04 ハウスメーカー2
05 中古か建売か
06 ハウスメーカー3
07 中古を改造?
08 建築家という選択
09 最後の土地探し
10 決断
「04:ハウスメーカー2」に続く
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