01■ 出発→吉備

02■ 宮島s.a.

03■ 関門海峡1

04■ 九州に突入

05■ 熊本に向かう

06■ 阿蘇へ

07■ 草千里

08■ やまなみ

09■ 宿

10■ 由布岳

11■ 玖珠s.a.

12■ 関門海峡2

13■ 夕焼け

14■ 旅のデータ
8.やまなみ
ハイジな風景に夢見心地。
 あの世をのぞいて、すっかりトリップし
てしまった私。そろそろ夕刻も近づいて来
たため、今夜の宿に向かうことにした。
 宿は、山越えして湯布院を通り、そのま
ま別府の方に行く途中にある「塚原高原」
というところにある。
 阿蘇の南までいったん降りて、阿蘇の東
を通り、やまなみハイウェイを通ることに
した。
 途中で、車に酔ってしまった。
 ひたすら、山越えの道が続く上「息苦しい」と窓を開けると、硫黄のニオイが車中に充満する。
 やさしい夫?は、あまり飛ばさず、ゆっくり目にカーブを曲がってくれていた。
 途中、瀬の本高原というとてもハイジで美しいところを通ったので、とても途中下車したかったの
だけど宿の夕食の時間が迫っていたために、あっさりと通過。次回は、瀬の本高原目当てに来よう。
黒川温泉も行ってみたいし。(酔ってて写真なしです。コチラを参照ください)
阿蘇山をそろりと下りる。下山を始め
ると、とたんに天気がよくなった。
バスが走っていた。観光地やもんな。
交通量は結構多いです。
やっとこさ牛を見れた。やっぱり身体
に名前が焼き印されている。
ジャーーーン!

私が一番見たかった景色はこれであ
る。噴火口のある中岳の隣にある根
子岳。ギザギザの山。
一番最初に見たときは「なんじゃこ
りゃ?」とビックリしておののき、
最後に見てから10年経ちますが、
その姿が忘れられず、今回の旅で通
ったルートです。高森町のほうから
よく見えます。
やまなみハイウェイの方に抜けると
きにこのやまの北側に回るのですが、
どこから見ても同じようなカタチを
しています。
富士山とは別の意味で迫力満点。
 さて、車酔いと闘いながらも、地図を見ながらナビに励む。
 湯布院の街まで降りてきて、盆地を抜けまた山道に入る。「塚原
高原」への道がまた、異次元にもぐりこんだような「あり得ない」
風景の連続である。
 う〜ん、行き過ぎたんちゃうん?何度かそう思いそうになった頃
集落が見えてきた。宿の看板が見えたので、曲がったが・・・

 「えっ?行き止まり?」

 一体どうなってんの?
宿の看板を見て曲がったところ。ここ
から先は森の中です。