第１話11/19＜出発＞　→　第２話11/20＜チュニス〜ケロアン＞　→　
第３話11/21＜スベイトラ〜ガフサ＞　→　第４話11/21＜ガフサ〜トゥズール＞　→　
第５話11/22＜トゥズール〜ショット・エル・ジェリド〜ドゥーズ＞　　→　
第６話11/22＜マトマタ＞　→　第７話11/23＜エルジャム〜スース＞　→　
第８話11/24＜カルタゴ〜チュニス＞　→　第９話11/25＜シディ・ブ・サイド＞　→　
第１０話11/26＜チュニス〜フランクフルト〜関空＞
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第８話＜カルタゴ〜チュニス＞
そしてカルタゴ遺跡である。ここは、チュニジア屈指の観光地であるのに、同時に大統領官邸の側とあって、写真のアングルが難しい。下手して、ちょっとでも官邸の方にレンズを向けると（正確には向けたと受け取られると）その場で連行→没収である。またここでも、力ずくで腕を引っ張られ、連れて行かれる人がいた。遺跡ファンには申し訳ないのだが、私は、遺跡はホトンド見ずに、官邸の様子ばかり窺っていた。夫はなんとか官邸をビデオに収めようとしていた。
ちゃんと見ることもなく、チュニジアの首都、チュニスへと向かう。ここは普通の大都会である。自由行動の時に、街をぶらつく機会があったが、あまりにも普通の街で、大阪よりも都会で、あまり面白くなかった。
新聞を買って、カフェーに入りコーラを飲んだ。お昼ご飯も、普通のシティホテルのレストランでつまらなかった。都会はあまり好きではない。露店で大統領のペナントみたいなベタなものを買う。ツアー仲間がうっかり似非パピルスをつかまされたらしい（ってか、なんでチュニジアでパピルス？）。チュニジアの旅は残すところあと一日である。
■カルタゴは遺跡がメインだけど、博物館には癒される。
■スークの肉屋の前。こうやって肉が吊してあるのだ。