グッピーハウス（建築日記５）

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日付	内容	コメント	備考
2003/09/05	ローンの相談に銀行へ	異常に忙しく、なかなか半休もらうどころではなく、ローンの申込用紙を取りに行くのすら困難だった。なんとか行けたのですが、夫が出張（というかほとんど、単身赴任）のため、書類を一式、宅急便で送って、書いて送り直してもらわなければならない。なんなんだ、私たち夫婦・・・。でも、とりあえず気になっていたことがひとつ動けたので、一安心？	-
2003/09/06	近隣挨拶	工事中に騒音などでご迷惑をかけるご近所さんのところに、かわな工業の専務さんと挨拶に回りました。お留守のお家が多くて、実際に回れたのは３軒だけでしたが、みなさん穏やかないい方ばかりで、新しい土地（←近所だけど）での生活がさらに楽しみになってきました。	-
2003/09/13	地縄確認＆定例会議１	現場にて菅さんと、かわな工業さんと私の三者で、地縄確認をしました。造成済みの敷地ですが、一部、既設の擁壁をハツるという工事もあるため、更地といえど少々キンチョー。そのあとは、三者での定例会議で、設計上の変更点や施工図でのおさまり確認などをしました。 ※菅さんと、かわな工業さんの会議はこれまでに何度もしていただいているのですが、私が参加したのは今回初めてだったので、私たちが参加したカウントで「１」とさせていただきました。
2003/09/16	ローンの申込みに銀行へ	午前中、休暇をもらってやっと行けた。法務局と市役所で書類を集めて銀行へ。そのあとに、現場によってカイシャに行くつもりが、銀行で予想以上に時間がかかり、そのまま現場をスルーしてカイシャに行きました（；；）いいや！明日の朝、絶対に行ってやるーーー。それよりもショックだったのが、予想以上に金利が上がっていたこと。公庫も9月のアタマから2.0→2.3％になって今週後半からは一気に2.7％まで上がるらしいが、今回、建物で借りる分は、なんと団信含めて3.0％！土地の時には2.0％だったのに、うううっ。でも建物は借りる分が減ったので、まだ救いです。が、年末までにもう少し貯めて、もう少し借入を減らそうと思う。資金計画、ちょっと狂いました。	-
2003/09/20	配筋確認＆定例会議２	一週間ぶりの三者での現場確認、激変していました。かわなの社長さん曰く「４～５階建ての鉄骨のビルが建つくらい」の鉄筋はとてもゴツくて美しく配筋されていました。その後は、施工図を元に定例会議。複雑な前面大開口のガラスのシーリングや、タイル仕上げのおさまりなどを打ち合わせした。で、大きなところでトップライト。サッシ屋さんが来てくれたので、つっこんだ話をしているうちに、トップライトのガラスが割れたときの話や、ガラスと内部の間に設置するポリカの空気層に結露ができる場合の話が出て、トップライトを残すのか、残すとしたらどういうおさまりでするかという宿題をもらった。当然あるものとして考えていたので、なくなったらどうなのか、他に窓をとるのか？とすぐに答えるのはむずかしい・・・特に、夫が出張中なので。他は、シリンダー錠とシャワーヘッドのグレードアップをした。うーん金利も上がったし、増額は避けようと思ったけれど、年末までにもっと節約して貯金をせねば！	ゴツイ鉄筋入っています。一生住めるぞ？！
2003/09/27	城南宮に行く。	今日は初めて夫と二人で現場に行けた。職人さんはお昼ゴハンの時間だったので、一人だけ残ってらした方に、お茶の差し入れを渡し、しばし見学をする。やはり夫と見学できるのは、楽しさも倍！なのである。こんな普通の幸福が、私たちには貴重な時間だ。働きづめだった夫は会社から「代休を消化するように」という指令が出て、来週お休みとのこと。なので、来週は夫がわが家の現場監督をつとめる。その後、やっと城南宮に行けた。城南宮は方除けの神様とかで、私たちは地鎮祭ができなかったので「鎮め物」と「上棟札」と「清め砂」を買った。お祓いもしてもらおうかと思ったけれど、相談してそれは割愛。その変わりお賽銭は奮発して１０００円札を入れた。私は奮発して１００円玉！と思ってたけど、夫は太っ腹！男だね。でも「賽銭箱にお札を入れてもいいんかなぁ」と不安そうだった。私も札なんて入れたことないし分からないけど、よく初詣の後とか、１万円札とかジャンジャン入っているらしいので、いいだろうと返事してしまった。よく考えたら自販機じゃあるまいし旧500円玉は使えませんってわけでもなし。城南宮さん、工事安全まかせたぞ。	グッピーハウス棟上げか？！ではなく、お参りした城南宮。神社って片づいてて気持ちいい
2003/09/29	基礎コン確認＆定例会議３	夫が代休消化週間のため、今回は一人で出席。午後１時に集合して、現場を確認。この日は基礎コンを打つ日だった。うーーーっ、羨ましい。私も見たかったぞ。その後、例の定例会議でひたすら施工図と電気設備工事屋さんと話をしてきたよう。なんと午後５時過ぎまでかかったそう。みなさん、私たち２人きりの家のために、いっぱい時間を割いていただいて本当に嬉しいやら心苦しいやらです。ここに来て、夫にエンジンがかかってしまった！元々、緻密な作業には向いているカレ。仕事帰りの私を連れて、夜の現場に行ったときにも、メジャーを出してきて、舗道の側溝の切れ込みを図ってメモしたり、家に帰ってからもゴハンを待っている間、施工図の青焼きを見ながら何やら計算している模様。基本設計段階で頑張った私、詳細～着工してから頑張っている夫。見事に、それぞれの性格にあったチームプレイですか！？	勿体ないような立派な基礎です。
2003/10/04	アンカー確認＆定例会議４	今回は久々に二人で出席。またまた午後１時に集合して、現場を確認。いよいよ、来週から、菅さん曰く「一大イベント」の建て方が始まる。わが家は木造ながら在来の軸組でないため、ゴッツイ集成材の柱と梁が骨のようにならぶという、奇異な光景が見られるらしい（伏見稲荷のズラリ並ぶ鳥居みたいなもん）。そのためのアンカー穴の確認作業を。その後、またかわな工業さんで施工図を元に、延々と会議。途中、仕事を抜けて夫のマニアックな話相手に電気設備工事屋さんがかけつけてくれ、ファサード・トップライト・通気窓などでお世話になるサッシ屋さんとも再会し（毎度、難解なリクエストですみません）、現場責任のかわな工業の社長さん、施工設計責任者の正樹さん、遠方から毎度来てくれる建築家の菅さんと、なんと今回は７時前くらいまで、白熱した会議でした。夫は話の大方を理解していた（というか電気配線に関しては、カレは主役であった）ようだが、私には話の半分もわからなかった（＾＾；仮にも設計事務所で働いたことあって、擁壁の施工図とか描いたことあるのに、菅さんの建物、やはり難解です。おさまりを考える設計の正樹さん、ただ者じゃないです（実は正樹さんはわが家のナナメ向かいに住んでらっしゃる。奇遇！）。かれこれ５時間くらい会議をしているのに、今回も、みなさん私たちの家のために全然だらだらせずに、まったく時間の無駄もなく、一生懸命考えてくださっている。建物本体の坪単価で換算すると建売並のローコスト住宅で、毎回の会議の労力、施工図だってきっと夜遅くまでかかって描いてくださっているのだろう。私も何か役に立てばよいのだが・・・例の「一大イベント」は１０月の７～９日の３日間で行われ、夫は一日か半日休んで定例にも出席するらしい。レアケースということで、建築専門誌の取材みたいなもんもあるらしい。私も見たいよーーー。（←東京に出張予定・・・号泣。）	これはアートだ！えくぼのようなのが、アンカーボルト用の穴である。キレイに打たれた基礎コンクリートに、これまたキレイにあけられた穴は、隠れてしまうのが勿体ないほど美しい。今回は等間隔に柱が立つだけに、尚更惜しい？
2003/10/09	建て方確認＆定例会議５	建て方始まって３日目。もうほとんど見せ場も過ぎ、あとは固定して、壁の構造合板を張る作業に入っていました。今さらながら、ようやく仕事ひとつ区切りがついたので、会社に頼んで、朝少し時間をもらって、現場見学。かわなの社長さんも登場して、現場で少し会話をした。本当にキレイに施工してくださっていて、私は近眼のくせに、微妙なズレとかには結構鋭いが、狂いがほとんどないように見受けられた。現場は平均年齢がとても若く、キビキビと作業をされていた。現場で、何故か、実家の両親に遭遇する。私たちよりも先に来て見学を済ませていた（－－；しかも父（職場が現場にめちゃ近い）は私以上に、昼間の現場を見ているのか、工事の流れも把握していて説明されてしまった（－－；；；　　うーん、ありがたいが、なんで私の知らないことを知っているのか！？私は、その後会社に向かい、夫は午前１０時からの定例に一人で出席してくれた。ここで問題発生！夫が追加工事で注文しようとしているLANケーブルの工事（パーツ・配線代）が２０万円ほどになるとか。私たちは金利も上がったので、カツカツのローンしか組んでいません。そんなお金はどこにもありません・・・が、仕事柄、二人ともコンピュータのヘヴィーユーザーのため、そこでお金をケチるとなー。悩むところであるが近日中に結論を出さなければいけない。私の今の考えでは、とにかく年末までは、コレまで以上に節約に励むこと。元々エンゲル係数の低いわが家は、食費などで減らすことはできないので、レコードの衝動買いをガマンしてもらうしかないだろう・・・。頼むよ～夫よ！	グッピー大社！柱が並んだサマは伏見稲荷のようである。ありがたや～