グッピーハウス（建築日記３）

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日付	内容	コメント	備考
2003/05/19	土地の決済をする	今日でついに、契約していた土地は私たちのものになった。これまでの持ち主（売り主さん）から私たちに所有者を移転するのと、残金をローンでお支払いするのを同時にする。場所はローンをお願いしている信用金庫さんで。司法書士の方は２名。移転登記をしてくれる方と、銀行の方から抵当権をつける司法書士さんです。夫の通帳に一瞬だけ、今まで見たことのないケタの数字がならんで、次の瞬間に売り主さんに出金されていた。残ったのは、見慣れたケタの数字だけ。していることはあっけないけど、また出金用の伝票だとか、先日書いた書類の書き足し、書き直しで結構時間はかかった。私たちは、その他諸々の費用も全部振込にした。その方が、手数料はかかるけど、あとあと記録になって便利だから。どんな費用がかかったか、近いうちにアップする予定です。	★
2003/05/19	設計監理料の約１／３を振込	上のような事情で、ひとつの口座の通帳に記録を残しておきたいので、同じ日にお世話になっている建築家に設計管理料の一部をお支払いした。事務所などによって取り決めはいろいろあると思うけれど、私たちの場合、ちょっとお支払いするタイミングが遅かったかなと思う。それにしても、本当に丸々１年間、私たちのために東奔西走してくれていることを考えると、設計事務所へのお支払い分は、へたな建売住宅とかの不透明な工事費に比べると、価値があると思う。	-
2003/05/24	設計打ち合わせ７	図面にコンセント・照明などがどんどん描き込まれていた。また仕様のご提案などを受けた。予定では真っ白白の空間が生まれる。施工業者さんの選び方などのご説明を受けた。今回は特殊な工法を使う予定で（関西ではレア？）、業者さんの選定も、大量に合い見積もりを取る方法ではなく、建築家の方が技量などの面で信頼できるところと価格をつめていく方向になりそう。価格の面で不透明な部分が出たらどうしよう、とか割高になるのかな、という不安は正直ある。これから長く住む家、安かろう悪かろうとなるとそれ以前の問題。ここは建築家の方を信頼して、おまかせすることにした。いい業者さんがみつかりますように．．．（祈）。キッチンの詳細図面も近々起こしてもらえるようで、たぶん、造作キッチンに落ち着くだろう。体調不良のため、INAXで機器類の確認、水栓金具や、タイルを見て帰宅する。	-
2003/06/01	ショールーム巡り（大阪ガスDILIPA）	久々の二人揃ってのショールーム巡り。今回は造作キッチンに入れるビルトインコンロと、タイルづくりで寒くなるだろう造作バスルームに入れる予定のカワックを見に行く。カワックは室温が５３℃まで上がって、サウナのようだ。このパワーだと３in１のバスルームでも大丈夫だろうか？？？ビルトインコンロは大阪ガス製品しか見つからず（OEMもあるのだろうか）。夫がヌック（床暖）いいな～と言いだした。うーん、予算が．．．。	★
2003/06/08	設計打ち合わせ８	まずは模型がいっぱい出来ているのにビックリ！基本の模型が２５分の１で出来ていて、キッチンは１０分の１で作ってくれていた。さらに実寸大のファサードのルーバーまで出来ていた（アトリエの所員さんありがとう）それから恐れていた概算見積書が！一部、抜けているものがあるのにも関わらず、ちょっと予算オーバー。でも思っていたほどではなかったので、少々安心する。一部抜けているものが照明だったりするので、できたら最初から入れておきたいなーと思っているので、どこかで減額しなければ。図面にも若干変更点はあったもののマイナス点はまったくなしで、ほぼ理想的な展開になっている。（ほぼプランがかたまったので今回模型を公開します。所員さんの力作です！隣の★印から行ってください）夫は先日、いつの間にか購入していた大型ミラーボールを見てもらうために持参。普通の住宅から、ちょっとはみ出し気味な私たちであった。帰り道、松下のショールームを見た後、SUBWAYにて夫婦で「緊急！減額会議」。ガレージ扉を手動にするか、２階のトイレを諦めるか．．．などの減額案が出ました。減額会議なのに、夫は色つきの照明を入れようという斬新な提案を。さてどうしたもんか・・・。	★
2003/06/08	ショールーム巡り（松下リビングプラザ）	設計打ち合わせの帰りに、京橋（大阪）にある松下ＬＰにビルトインコンロを見に行く。めずらしく、キッチン周りなのに男性に説明を受ける。魚焼きグリルの素晴らしさについて教えてもらう。「魚の種類（切り身・姿・干物）を選んで、おまかせで焼けます」とのこと。「誰にでも上手に焼けますよ」の言葉に夫が「でもオリジナルな焼き方ができない」とツッコミを。魚のオリジナルな焼き方ってナンダ？	-
2003/06/21	設計打ち合わせ９	減額案が出てきた。大きな所では、ガレージ扉が上にあがるスインガータイプから、レールで横にスライドしながら９０°回転する扉に。それからインナーテラスの面積と、通気窓が減っている。その代わりに、工事で照明も入れてもらえることに。これで１００万円の減額。ファサードのルーバーも、トップライトも、光の階段も、浴室の丸窓とキッチンの仕様も生き残った。新しく、浴室（3in1水マワリ）の模型も出来ていた。カウンターの高さとか、浴室内と機器のボリュームのバランスもわかりやすくてワクワクしました。	キッチン ★ 浴室 ★
2003/07/01	建築確認申請提出前の減額	我が家の場合、１）部屋の間仕切りがほとんどない（壁・建具が極端に少ない）、２）900スパンで飛び出している柱・梁はむき出しである（コストダウンのためと柱間に収納を将来コツコツつくるため）、３）設備機器にお金をかけていない（浴槽もM価で10万ちょっと、キッチンも造作で機器込みで60万ちょっと）ので、コストダウンには苦労。どこにお金がかかっているかというと、車を家に入れるために5mの間口を中間に柱なしでとばしているので、柱・梁・自立するスチール階段・ファサードのスクリーン（兼・大開口を持たせているスチールの格子）とすべて構造に関係あるところ。 6/21の段階で、かなり現実的な価格が出てきたけど、それでも予算のMAXから70万円ほど超えているため、かなりブルーに。建築費の総額の中の70万円など小さいものだけど、日常生活にスライドすると大きい。 MAX価格は早めの繰上返済とかで月々の負担減少を見込んでの価格だったので、「ない袖は振れない」状態に。最悪、構造から考え直さないといけないか、工期の延期も考えていましたが、建築家の菅さんは（あ、実名を出してしまった！）、本当に細かい目に見えないパーツレベルから5000円ダウンのちりを積もらせて山としてくれ、20万円オーバーまで下げてくれました。これで大きな所は触らなくてもなんとかなると判断し、確認申請用の書類の施主の欄に署名・捺印。	-
2003/07/03	建築確認申請提出	役所でしか確認申請は受け付けないと思っていたが、最近は民間でも受け付けてくれるとのこと。この作業は建築家の方に行ってもらいました。まず建築予定地の宇治市の開発申請課で裏印を取っていただき、建築家の菅さん曰く「大阪市本町にある民間の確認機関である国際確認検査センターという、たいそうな名の小さな事務所にて」申請を受け付けてもらいました。無事に通りますように・・・。祈。	-