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日付
内容
コメント
備考
2003/07/06 設計打ち合わせ10
(with 工務店さん)

7/1の減額案と合わせて、水マワリ、キッチン、全体の展開図、配線、照明の図面を見せていただいた。
ほぼ希望通り。今回の大きな減額は、外壁をガルバリウム鋼板からフレキボードにしたことで、マイナス20万
円。あとは細々したところの積み上げで、だいぶ下がった。でもまだタイルの面積を増やしたいとか、通気窓を
ガラスでしたい(夫)、シャワーのヘッドをグローエにしたいなど増額の要素がいくつか...。うーーーん。
今回の打ち合わせには、予定している工務店さんの社長さんにも入っていただいた。とても若い方で、その後、
今回のグッピーハウスにも導入予定のガレージ扉が、その方のご自邸で使われているとのことで、「お宅訪問」
させていただいたのだけど、そのお家はとても参考になった。まず、ガレージ扉の動作確認ができたことと、同
じように柱の間をうまく使って収納にされていたので。全体的にとても気持ちのよい素敵なお住まいで、仕上げ
も丁寧で、社長さん自らが一級建築士ということもあり、いろんなところにアイディアがつまったお住まいだっ
た。こんな家を造る人なら、大船に乗った気持ちで任せられるかな、と思いました。
残りの仕様をつめて、最終見積もりを出していただき、次の3連休くらいに工事請負契約を交わす予定。
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2003/07/13 設計打ち合わせ11
(with 工務店さん)

我が家はベランダ(バルコニー)がないので、洗濯物は室内干し。でも南面に大きな開口があり、開ければほと
んど外・・・の雰囲気になるだろう。そこに物干し用のワイヤーと布団干し用のパイプ(手すり兼)を通して
もらう。その分、コストアップするが、どっちみち、物干しグッズを大量に買わないといけなかったので、それ
に比べたら不細工じゃないし、他にもいろいろ使い道がありそうだしよい提案だと思う。ただ、コスト的な理由
で、あまり広くタイル面をとれない。中途半端な面積なので返って使い道が限定されそうで、タイルはやめにし
ようかと思う。前から、最終そうするしかないかな、と思っていたが決定となる。
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2003/07/14 幕間1
(工務店さんから打診の
メールが届く)

一応、「自分のところの一社見積もりということに納得されていないのでは?」「京都の工事に大阪の施工業者
が行くのはおかしいのでは?」と打診というカタチだけど、取りようによっては「降りたい」という風にもとれ
る内容。ショックで何も考えられない。これまでの疲れが一気に出て感情が壊れてしまった。もう家づくり無理
かも・・・でもこのことは夫は知らない。
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2003/07/15 幕間2

翌朝、工務店さんから私の誤解を説明してくれるメールを頂く。でもこれ以上サシでメール上のやりとりをする
とドンドン悪い方に転がりそうで、菅さん(建築家)に間に入ってもらう。菅さんが直接聞いてくれたところに
よると、「コスト面で、限界に来ていることを理解してもらえていない(私たちがボッタクリだと思っているの
では?ということ)」。そういうつもりはなくて、確かにこのところ、減額減額で来ていたけれど、あくまでも
「負けてよ」というのではなく、「減額のためにこれを諦めよう」ということの繰り返しだったので、こっちの
気持ちこそ分かってもらえていない...と落ち込む。元々ローコストで、いろんなものを削って諦めてきた上
での減額なので、それなりにこたえているのに・・・
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2003/07/16 幕間3

ここ数日の問題は、結局、自分の中のことだったと気づく。7月に入った頃から、なんとなくうちの中での贅沢
品だった、インナーテラスのタイルを諦めようと思っていた。その頃から、なんとなく私は家づくりの傍観者に
なって、事務的に減額作業をしていたような気がする。打ち合わせの時も、やる気がなさそうだったのだろう。
お世話になる工務店さんは社長の吉岡さん自身が一級建築士ということもあり、アイディアも豊富で、施工技術
も高いらしく(実際にご自邸はすばらしかった)設計事務所からのひっぱりだこらしい。
そんな方、やる気のない施主のためにはるばる京都まで来てくれるほど、ヒマじゃないし。
そんなときに、夫がポツリと「タイルにしてもいいで」と言ってくれた。偶然のまぐれ当たりだろうけど、
なんかそれを聞いたときに、このところ、家づくりに身が入らなかった理由がわかった。正しいのかどうか今は
まだわからないけれど、その一言を聞いたときに、私は自分の中で大事にしていたコンセプトを捨ててしまって
いたことに気づいた。つまり床材を変えることで心理的な空間の仕切をつくること。
自分でも気づかないくらい、キッチンからインナーテラスに渡る、タイルの空間を重要に思っていたのだろう。
つまりそこが「家事をする私の空間」として「意義をもって存在するもの」であるから。
お金的に厳しいけど、タイルを復活させようかと思う。他の安価な床材で変わりになるものがあればよいけど。
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2003/07/26 幕間4

今日は、本当は契約前の最終予算を出してもらう打ち合わせでしたが、工務店さんの都合でドタキャンされ、
宙に浮いた。一体どうなるんだ?事情がよく分からないけれど、なんだか内々のもめ事のようで、私はもちろん
建築家の菅さんも今は状況がわからないだけに不安だけがつのる。夫に相談したいけれど、出張中のカレは今週
は丸々一週間、連絡も付かなかったので忙しいのだろう。
この週末に状況を見て工期が遅れないように対処をすると菅さんが言ってくれているので、とりあえずそれを
待つことにする。
私ももういい加減に疲れてきた。最初に覚悟をしていたプレッシャーの限界を遙かに超えている。これまでも
ここでは書かなかったけれど「もうダメかもしれない」と何度も思ったけれど、今回は本当にもうダメかもしれ
ない。工務店さんではなく、私の気持ちの問題。一緒に戦ってくれる夫もそばにいないし、一人でいると、もう
やめたいという気持ちばかりが強くなる。
でもそんなことは後で絶対に後悔することが分かっているので、とりあえずサイトの更新をしたり、もう必要
ないけど「住まい雑誌」を買ったり蔵書しているのを広げて眺めたりして、気持ちを前向きにシフトしていく。
今の私には、それ以外に出来ることがないのがツライ。
自分の力でなんとかできるかもしれないと思えないのがツライ。
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2003/07/28 幕間5

結局、今日菅さんの方からもらった返事によると、工務店さんの方針転換で、新規の設計事務所との仕事は受け
付けないということになった。菅さんのすばやい行動で、さっそく京都と大阪の工務店さん3件に合い見積もり
を取ってもらう段取りになった。残念な結果になったけれど、これを機に、心機一転頑張ろうと思う。
見積もりにまた2週間くらいかかるので、おそらく契約は盆明けくらいになるだろうか。9月になると公庫の金
利も上がるし、となると民間の金融機関の基準金利もあがるかも?私が借りる先は35年2段階の固定だけど、
公庫の金利がベースになっているので、この時期のズレは痛いなー。
でも悪いことがあれば、それだけ良いこともある。これ以上何も問題は起こらない(だろう)ということで。
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2003/08/02 設計打ち合わせ12

お互いに忙しかったので、今日は図面一式を前にざっと説明してもらった。図面は100枚くらいでしょうか。
私は、初回からの図面を全部とってあるのですが、今日もらった分でファイルはもうパンパンで2冊目を作る
必要が出てきたようです。まだちょっと早いけど、こんなたくさんの図面を書いてくれて、菅さんとsuga atelier
の所員さんどうもありがとう。
菅さんは、今、和歌山の方の物件の提案をされているそうで、そっちも無事に実を結べばよいな、とスガ建築の
一ファンとして願っています。あと、模型写真を撮ろうと勇んでいったものの、デジカメの電池切れで敢えなく
ダウン。その後会社に行ったら、とんでもないことになってしまい、またまたダウン。最近、空回りが多くて
頭痛が一週間ほど治らない・・・。早く見積が出て、工事の契約ができますように。祈。
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2003/08/11 3社見積が出る

ちょっと予想していた以上に一番低いところと高いところでは差のある見積が出てきた。仕様が曖昧な状態なら
ともかく最終に近い図面が出来上がっていてもそんなに違う物なのか。とりあえず、13日の朝、家から一番
近い工務店さんとお見合いすることになった。値段さえあえば、ご近所の方が工事中も、将来的にも何かと安心
かな。あと、建築確認申請がとりあえず降りたという連絡を受けた。ひとつクリア。
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2003/08/13 最寄りの工務店さんと
お見合い

とても良い工務店さんと出会えたのでは、と思う。●近所で将来的にも安心●創業当時から家具を作っている
ところなので、2階南面のコアとなる造作キッチンの仕上げにも期待できそう●何より、物づくりの姿勢に共感
できた。●直感的には、これまであったどの工務店さんよりも好印象で、相性も良さそうと、コワイくらいの
良いことづくめ。このところツイてなかったので、そろそろベクトルが上向きになってきただろうか。
減額しなければいけないので、それを詰めて折り合いがつけば決定となる。順当に行けば来週末に契約の予定。
夫もとても乗り気の様子で、もうひとつクリアか?!
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2003/08/23 工事請負契約・締結!

今日ほど、幸せを実感した日は、家づくりをはじめてからない。土地を購入したときもこれほどじゃなかった。
今までは計画であって今日からはそれを三次元に形にしていく良い節目だったと思う。
あの場に夫がいなかったことを、つくづく残念に思う。
夫、菅さん、菅さんのアトリエの方、それから「かわな工業」さん。ありがとう。これからもヨロシク。
ということで「ハッピーちゃん」マークを3個奮発!
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