私たちは土地探しからスタートしたので、マンションや
中古住宅の改造などを検討していたときからの累積で
行くと大量の資料と格闘してきました。ものすごく参考
になった図書、結局、方向が変わって使い物にならなく
なった図書が、2〜3年分いまだ山積み状態です。
が、振り返ってみると決して無駄になったものは何一つ
ありません。やはり家づくりは膨大な情報と知識の累積
です。ある意味で建築家になれてしまうくらいの。
このページは、我が家の蔵書整理も兼ねているので、
時間をかけてゆっくりアップしていきたいと思います。
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STEP1 基本情報収集&土地探し
雑誌の名前 特徴 発行間隔/価格/出版社 HP
週刊・住宅情報 不動産を探している人はもちろん、すべての方の必須アイテムだと思っ
ています。家づくりのとっかかり部分としては資金計画、住宅ローン
情報、欠陥住宅対策、登記のこと、その他ノウハウがぎゅっと詰まった
値打ちのある一冊です。詳細設計に入っている我が家もたまにお世話に
なっていますし、今後、リフォームや繰上返済の時にもお世話になると
思います。我が家での保存方法は、必要な情報の部分は切り抜いてファ
イルしていっています。同じネタでまた特集をしている場合は、また切
り抜いて更新している・・・といった具合です。
週刊(地域版有り)/
250円くらい/
リクルート
三井不動産会報誌
こんにちは/
パークライフ
STEP2に入れた方がよかったのかも。三井不動産の会報誌です。同社の
マンションや分譲情報を探している人はもちろん、巻頭特集で世界の秀
逸な住まいの特集がお見事。気に入ったものは切り抜いてファイルして
います。また毎回、建築家などの専門家が登場する、「クリエイター
ズ・ヴィジョン」という連載コラムがあります。
月刊/
無料(会員登録)/
三井不動産
STEP2 建築とは何ぞや
雑誌の名前 特徴 発行間隔/価格/出版社 HP
Casa BRUTUS こちらも建築を意匠面から空間面から考えるときの必須アイテムです。
一級建築士の友人も定期購読しています。毎回テーマが違うのですが、
おもに、あるテーマで建築を特集(海辺・安藤忠雄・東京・国内外・北
欧・NY・超有名建築家・ホテルなど)/プロダクト(イームズ・柳宗
里ほか)/インテリア/雑貨(コンランなど)/ファッションとデザイ
ンに関しては多岐に渡っています。建築ビギナーのとっかかり(「あ、
こういうテイスト好きかも」みたいな)にはもちろん、デザイン関係の
お仕事をされている方の感覚にも耐えうる、耐プロ仕様ミーハー的デザ
イン情報誌です。バックナンバーも買えます。
兄弟版の「BRUTUS」でも建築特集しているので要チェックです。
月刊(10日)/
900円くらい/
マガジンハウス
X-Knowledge
HOME
Casa同様に有名建築を編集しているがどちらかというとコルビュジェ
ガウディ、ミース、ライト、バラガンなど巨匠の入門編的であり、建築
をアートな表現で押さえた写真といい、Casaとは目的もターゲットも
全く異なるものと言える。
ただし、ムックの「家づくり究極ガイド」は詳しくて勉強になります。
月刊(10日)/
800〜1200円
エクスナレッジ
STEP3 基本設計(イメージやコスト感覚をつかんだり、資料請求したり)
雑誌の名前 特徴 発行間隔/価格/出版社 HP
新しい
住まいの設計
毎回住まいに関して、さまざまなテーマで編集してあります。ローコス
ト住宅ありき、木造にこだわったり、キッチンなどなど。基本的に事例
集というか、実際に参考に出来る程度のそれほどゴージャスではない家
について「ここにこだわった」「予算はこれくらい」などを紹介してい
る。家のセレクトが私好みなので好きな特集の時は買って読んでます。
とりわけ別冊の「住まい100選」は圧巻。バックナンバー有り。
月刊(21日)/
1000円くらい/
扶桑社
NEW HOUSE 「新しい住まいの設計」同様に毎回テーマを変えて、手の届きそうな
住まいを紹介しています。
月刊(21日)/
950円くらい/
ニューハウス社
MODERN LIVING 毎回テーマを変えて住まいを特集している点は、上の2誌と同じですが
少し、グレード高めの家が多い。また情報もテーマを絞り込んだものが
多くコア。我が家でも局所的に参考になった。
隔月刊(7日)/
1600円くらい/
アシェット婦人画報社
STEP4 詳細設計(ここまで知りたい人向け)
雑誌の名前 特徴 発行間隔/価格/出版社 HP
室内 インテリアコーディネイター志望者、もしくはコーディネイターも読ん
でいる、ほぼ専門誌ですが、テーマが易しいので巻頭カラーページは
比較的読みやすい。詳細設計の段になって突然活躍し出すのが、それ以降のモノクロのページ。床材の特集をやっていたり、細部のおさまり、など参考になる。システムキッチン(および厨房屋さん)、水マワリ機器、建具の企画広告も面白い。またプロ向けなので、法規関係の新情報や、新製品情報、イベントの情報も充実している。連載コラムも読み応えがあり、価値ある一冊です。
月刊(27日)/
1100円くらい/
工作社
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