やはり、階段をくるりんと駆け上がって見渡す2階の景色でしょう。
見上げると青空、南には大窓ですが、そこにはスチールのマリオン兼
ルーバー。全てが白い空間の中、床は光と影が織りなすアラベスク。
目を使ってというより体での、その不思議な感覚、感触みたいもの
を、半場予期しているつもりですが、未知なる体験でもあることを
期待しております。

一番楽しみにしている
空間はどこですか?
左に同じ。私(コムギ)はらせん階段から見上げたトップライトの空
です。切り取った空は、私たちだけの「そら」。
夫(テツ)は多分、クルマの見える1階の書斎スペースが気になって
いるだろうな。
すべて楽しみだけど、敢えてひとつ言うと、そんな感じ。
いろいろなレベルの危惧がありますが、「部分」についての質問なの
で、これはやはり、空間の骨となる「木フレーム工法」(仮称)の
でき栄えです。
実際、新たな木構造住宅のプロトタイプとなる工法だと思います。
これを応用することで、大きな広がりを持ち、かつ木の繊細さを生か
す空間ができあがるはずです。でも何せココまでそれを生かしきった
利用や、繊細かつ力強い空間は例が少ないと考えます。
万事準備は整っているとはいえ不安がないといえばうそになります。
その雄姿を早く見てみたいです。

一番、危惧しているのは
どの部分ですか?
正直に言って、これはナイです。無責任かもしれませんが、ここはもう
信用しています。プロの建築家と、プロの大工さん・職人さんを吟味
して選んだ自分に自信があるから。住宅では、関西初とかいう試みの
「木造フレーム工法」とのことですが、それも勉強会などで菅さんと
かわな工業さんで、最善の方法をとっていただいています。
唯一あるとしたら・・・トップライトを菅さんの助言を押し切って
デッカくとってもらったので、夏の暑さですね。冬も昼間は暖かいと
思うが、夜はどうだろう。でもこれも必要以上な快適性よりも、空が
みえる方をとったので、覚悟しています。
長い間、オーナーご夫婦もご苦労様でした。
私も長かったです。いろいろありました。でもそんなことを言って
いてもはじまりません。これからが本番なのです。
でも正直、当初はこれほどの案になるとは思っていませんでした。
コストもスケジュールも含め問題山積。それらをものともせず、日本
いや世界初めて?の試みまであります。建築の醍醐味満載の大計画。
安全にスムーズに、きれいにできることを祈っております。

着工を控えての
今の思いは(自由記述)
■今まで二次元だったものが三次元になっていくのをこの目で見れる
のをとても幸せに思います。■菅さんには本当にワガママ言ったり、
振り回し、よく見放さずにここまでお付き合いいただいたと思います。
まだこれからが本番ですが、菅さんと出会えて本当に良かったと思い
ます。■早く荷物の整理を始めなければ・・・っていつやるんだ?
空き時間をみつけてヤラネバ!テツ君、要らない物はちゃんと処分して
行こうね、お互いに。
見てもらいたい人はたくさんいます。
友人の建築家や建築学科の学生さんとかはさておいて、
1)
お世話になった工事関係者(スポットでの工事やさんも
  おられますから)
2)実は、通りすがりや近所のおばちゃん達の印象が聞きたい。
3)小さな子供の反応がみたい。(自分の子供という意味ではなく)

施主(および建築家)
家族・親戚以外で、竣工
した時に見てもらいたい
ベスト3は誰ですか
意外なところで
1)建築フリークな会社の社長(このHPの存在も言っていない)
2)河邊会の面々(大学のゼミの先生と仲間達←皆、建築関係)
3)家づくりサイトを通して知り合った同志達
これはカンタン、毎日行きたいです。
実際にいくのは必要に応じて変わりますが、現場は大好きですから。
月4〜6回になるでしょう。でも問題発生すれば、今回はいつも以上に
急行でしょうね。超短工期、今回待ってもらえませんから。

現場はどれくらいの
頻度で見たいですか?
恐らく、毎朝、とりあえず見に行くでしょうね。今の家から徒歩で
10〜15分の距離なので、30分早起きして通勤途中に。
「グッピーハウス」という名前には実は大きな違和感があるのです。
ところどころに赤、青色の線が塗られている家のようにも思えるので。
仮にそうだとしても、竣工したときすることは決まっています。
内部であれ外部であれ、あちこち見える限りの場所から見たおし歩く
ことです。これは、犬がにおいをつけて回るのとほぼ同じ行為です。
本能みたいなもので仕方がありません。多分、匂いはつかないと思い
ますので安心ください。

竣工の暁に、グッピー
ハウスにて一番最初に
したいことはなんですか
とりあえず、トップライトから空をみるでしょう。夫はガレージ扉の
開閉かなぁ。あと、しょうもないことですが、収納棚をどうやって
つけてもらっているかを見るだろうな。今後、住みながら自分たちで
棚をこしらえないといけないので。
分からないことは、工事中かに大工さんに聞くだろうが。
4ヶ月をすでに切りました。本当に厳しい工程です。
でもかわな工業さんは、木についての長い伝統を持ち高い技術と実績を
もたれている、それでいて実に若い会社なのだと思います。
今回の家はサイズは少し小さくとも、思いも空間も超ど級。
期待しております。
最後まで、また末永くよろしくお願いいたします。

最後に、かわな工業さんに
激励の一言!
いろいろ無理難題を言ってますが、どうぞよろしくお願いします。
現場は、時間のある限り、お邪魔すると思います。
これまでは菅さんと私たちでコツコツやってきましたが、かわな工業
さんに加わってもらってからは、いよいよ建つんだなーというワクワク
した気持ちでいっぱいです。
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