はづ木 <薬膳料理+温泉の昼食コース>
「あーーーもうガマンできない!」日々の憂さがたまりにたまっている。現実から逃げる
ことを夢見ていたある日、長期出張から夫がポンと帰ってきた。その翌日の土曜日、夫の
一言「明日は遠出するから」。
私たちは1998年の10月10日に平安神宮で結婚式をした。平成10年10月10日・・・
ぞろ目狙いですね。そしてもうすぐ5周年。
今は、家を建てていてお金がイチバンないときだけど、日頃、頑張っている自分たちの
ために、1日たったの5組の宿を予約した。なのに帰ってきた夫のつれない一言「その辺
はまた秋田に出張だから確実に無理!」「予約してたのになー、今年3回目の温泉キャン
セルだよぉ」という私のぼやきを覚えていたのか、「遠出して温泉に行こう!」と急きょ
決まった。急な予定、手持ち?の温泉は少ない。でも、はづ木は絶対に泊まりで行きた
かったから、敢えて他のところを提案したが、夫は言い出したら聞かず、結局「泊まりな
んて、いつ行けるかわからんし」の一言で決めました。感想は・・・やっぱり泊まりで来
れば良かった・・・。豪華さはないけれど、さりげないもてなしが、私たちにはピッタリ
来る、いいお宿でした。泊まりでゆっくりは、次の機会のお楽しみ・・ということで
←川一望のラウンジは、自然の風が心地よく、気づいたら、無我の境地に・・・
 2〜3日ここにいると、きっと優しい人になれるだろうと思える。
はづ木の外観。1日わずか5組のお宿です。 まず、ロービーラウンジに通されました。 漢方のお茶と、お茶請けをいただきました。 いよいよ、お食事処へ。最初は貸切状態。
薬膳料理(6,000円コース)
昼食コースは6,000円から。
メニューが追加になって、
ランクアップできます。
新築貧乏の私たちは、一番
ベーシックなコースをいた
だきましたが、私は「ちょ
っと食べ過ぎかな」夫は「倍
ずつもらわんとおなかがふく
れへん」

午前11時からのコースなの
で、11時に行ったら、食前
にお風呂に入って、正午から
ゆっくりとお食事をいただき
食後にも軽く、温泉に入ると
いう楽しみ方も可能。
精算した後も蓮の葉の冷茶を
いただき、温泉の後のポーッ
となった頭がキンと引締まっ
た。「ご自宅でどうぞ」と
お土産の茶葉までいただく。

私たちはその後、クルマを
置かせてもらい、しばし周辺
を散策しました。
なにもないけれど、自然体の
ままの渓谷は、思いがけず
見応えありました。

吊り橋を楽しみに見に行った
夫は、木と縄で出来た橋を
想像していたらしく、思いの
ほか頑丈な橋にガッカリ。
「こんなん吊り橋違うわ!」
とぼやいていました。
二。鳥のムネ肉のスープ 四。卵白と貝柱の炒めもの
五。揚魚のあんかけ 三。紅花入エビの炒めもの 六。駝鳥の肉のしょう油煮込み
七。スープ入り特製肉まん 八。チンゲン菜の炒めもの 九・十・十一。鳥骨鶏のスープ/漢方トシン入たきこみごはん/羅漢果のお茶 十二。白きくらげのデザートとたんぽぽコーヒー