一日現場検証 2003/12/06 全身で、空を掴まえる「家」。
上の写真は、12/7の夕刻、スーパーに買い物に行く途中に立ち寄った
現場で撮影したものです。青空がファサード全体に映り込み、西壁は、
ほんのりピンク色に染まっていました。
また、夜に見ると同様に、ガラスに月が映っていました。実際に暮らし
始めると、室内で灯りをつけるために「月」が映るのを見るのは、夫か
私か、最初に帰ってきた人だけです。
右の写真は、12/6のペンキ塗りのあと、見上げた様子です。昼間は気に
なりませんが、夜は灯りをつけると中が丸見えになるので、窓際にスポ
ットライトを置いて、反射させることで、かなり目隠し効果があるそう
です。いずれにしても、このようなガラス張りのファサードは向かいに
人家がないロケーションならではかと思います。
足場が取れて、
全景が見えました。


まだヒト用とクルマ用の扉にガラス
が入っていませんが、ファサードは
ほぼこんな感じです。

写真(左):昼間の様子。2階のガ
ラスの入っていない空洞は、横引き
の大窓です。撮影時は引いています
が、ガラスは入っていました。
写真(中):夕景の様子です。建物
全体が行燈のようですね。「Ca」と
いう名前を付けましたが「あんどん」
も良かったかも?2階に連続して映
っている影は、ペンキ塗りの棚板を
乾かしている様子ですね。
浴室も機器が入りました。

白タイルと、白い機器と、こちらも
白づくしの空間に。私たちが白を選
んだ理由は、いくつかありますが、
その中でも大きな理由は「光が反射
してよく廻るから」です。どうして
も間口が狭く、住宅が密集するお土
地柄、光が廻るのはすごく大事。
あとは白だと汚れやカビが発生した
ときに見つけやすく、手遅れになる
前に掃除が出来ること。機器やタイ
ルはオールINAXで、浴乾のみ大ガス
のカワックです。シャワーヘッドは
奮発して、GROHEにしました(INAX
のOEMですが)。デザイン製と、マ
ッサージ機能に期待しています。
写真(左):写っていませんが、手
前にはタンクレストイレsatisがあり
ます。トイレットペーパーホルダー
は木製の造作です。
写真(上):洗面カウンターアッ
プ。タオル掛けも木製の造作です。
踏み面に白いゴムタイルが貼られて、階段が完成。

写真(上左):ゴムタイルが貼り始められました。1個とばしに溶剤が塗られ
ゴムタイルを載せてローラーで固定されます。
写真(上中):最後の1枚を丁寧に貼っていただいています。ローラーで固定
した後は、バーナーで接着させていました。
写真(上右):白い階段が完成しました。階段下からのライトアップの光が
もれてイイ感じです。
写真(左):汚れていますが、階段室のガラスも入りました。