思い描いていた夢より、
もっとステキな現実。
これまで本当にほとんど振り返ることなく無我夢中で前に進ん
できましたが、あと３週間で竣工・引き渡しを受けます。
外壁が貼られ、少しずつ収まりを見せてきたわが家を見ていて
ふと我に返りました。
「はじまりはなんであったか」
数年前からマンションの資料を集めたり、不動産・住まいに対
する勉強をしてきました。私にとって「家」とは夢物語であっ
たはずなのに、もうすぐ完成しようとしている。
流れに乗って勢いでここまで来ましたが、まさか自分が本当に
建築家と住まいを建てることになるとは、数年前には予想して
いませんでした。
夢が現実になる、その分岐点はなんであったのか。住まいの
一つ一つにこだわってきたつもりですが、それでも思い描いて
いたよりも、ずっとステキで、ずっと私の好みの家がまもなく
完成しそうです。
共働き故に、便利で快適な設備にこだわった時期もありました
が、建築家の菅さんのおっしゃるように、少ない予算の中で、
思い切って建物本体に予算をつぎ込んで正解だった。
今は素直にそう思うことができます。
げたところ。下が一階の小窓（高さ：床から
７０センチ）、上が二階の小窓（高さ：床か
ら０センチ）
写真（中）：二階から一段降りた足場から
撮った写真。下のフレキに重なるように上
のフレキを貼ってもらっています。
わが家の外壁仕上げはフレキボード貼りで、塗装はなしです。当初、シルバーのガル
バリウム鋼板（塗装なし）の予定が、減額案でフレキボードに。フレキボードはよく
町工場の外壁とかに使われている材なので、耐久性は問題ないと思っていましたが、
意匠性でイメージ的に無骨な感じになるのでは？という不安も少しありました。
が、２〜３０万減額できることもあり、思い切って採用。菅さんがおっしゃるように
貼られているのを見ると、「こっちを選んでよかった」と満足しています。普通の家
だったらどうかわからないけれど、わが家のようにゴツイ柱の出ている家には、こう
いう外壁材を選ぶことでかえってバランスが取れたような気がします。
定例の現場検証で、外壁を貼られているところをちょうど見ることができました。
棟梁が採寸して、フレキボードをカットし貼ってくれていました。外側に水道など
の管が出てきているので、細かなカットが大変そう。でもキレイに仕上げてくれて
います。
写真（左）：上の方はまだ貼られていません。窓越しに鉄骨のファサード格子が見
えています。
写真（上左）：南西角から覗いたところ。足場の下くらいまで貼られています。
写真（上中）：北西角から覗いたところ。
だんだん模型でみていた浴室が実物大で
出来てきました。今、フレキボードが貼
られているカウンター部分には２５角の
タイルが貼られます。
浴室乾燥機があるので、洗濯物用のワイ
ヤーを３本つけてもらます。といっても
洗濯機は２階だし、浴室乾燥機で乾かす
と電気代がコワイので、１本はシャワー
カーテン用のレールに、残りの２本はタ
オルを乾かしたり、急ぎの物を乾かすよ
うな感じに使われることでしょう。
ブラインドも「金ラメ」に暴走しかけて
いた夫も、白のつや消しで落ち着きそう
です。
に開けてもらいます。（今写っているグレーの板は
養生のようです）
写真（右）：２階の様子。南面の窓側で菅さんと
かわな工業の社長さん、現場監督のUNOPINが物干
しの金物の打ち合わせをしてくださっています。
部屋の間仕切りもないので、大きく変わることは
ないのですが細かいところが詰まってきています。
写真（左から１番目）：南西角の壁。小さくて見えませんが、物干しワイヤーを引っかけるフックを２本つけてもらいました。（同じように南東角にも付けてもらっています）
写真（左から２番目）：写真ではわからんが、
南面大窓のレールです。
写真（左から３番目）：２階トイレの手洗いコ
ーナー。これからカウンターがつきます。
毎週（こっそりほぼ毎晩）見に来ているので、こま
かなところで変わった・・・というところは分かっ
ても、全体的に「激変したな」ということはなかっ
たのですが、今日、階段の中程から１階を見下ろし
ていると、全体的にスッキリと収まってきたなーと
いう感想を持ちました。
来週（１１月最終週）から１２月アタマにかけて、
キッチンが入ったり塗装されたりで、激変すること
でしょう。また、内装に入ったら迂闊に深夜に不法
侵入できないので、１週間分をまとめて見ることに
なるので、楽しみです。
１１月末に、足場がとれます。
