一日現場検証 2003/11/16
「模型通りやん!」
つまり希望通りやん!


初の日曜日の定例会議。現場はだいぶ進んでいました。わが家
は収納も囲いだけで扉もない状態なので、仕上がりも早そうで
す。(ちなみに、扉は「できる」と言っている夫につけてもら
おうではないか!)
今回のメインは収納と内部のサッシ関係ですね。
大枠は出来てしまってるので、華になる部分はあまりないかも
しれないですが、住まいのボリューム感が、ドンドン出てくる
面白い時期です。(夫と私は、買いもしないのに、インテリア
雑誌を見ながら家具を見る。でもなかなか欲しいのがないので
造ってもらえて正解!)収納や浴室がカタチになっていくのを
見ての私の正直な感想は「おおっ!模型通りやん!」・・・。
何を考えてるねん!って感じですが、それくらい模型が充実し
ていてスケール感を把握することが出来ていたわけです。
写真での扱いは小さいですが、2階のトップライト部分、天気
がよいこともあり、養生板のズレ具合をサービスしてあって、
光の漏れ具合が大きかったので、2階で座り込んで天井を眺め
ている時間が長かった。
やけに落ち着く、よい空間になりそうです。

写真:内玄関付近で浴室を見る夫。きっと、お風呂好きなカレ
の大好きな空間の一つになることでしょう。
玄関、浴室回りの進化。

ここまで来ると、劇的な変化はあまり
ないです。外壁を貼ったり、内部を塗
装したときに「おおっ!」という感激
があるのかもしれません。
が、細かいところが進んでいます。
もちろん、そちらも至って大事です。
写真(左):内玄関マワリ。青い養生
してある部分が内玄関です。向かって
左が浴室、右が階段及びそのまだ右に
は寝室。内玄関の突き当たりが収納。
写真(右):カワックがつきました。
ビルトイン型なので、先に取り付けて
もらっています。わが家の場合、トイ
レも洗面も一緒の空間なので、能力的
には足りないのですが、一番大容量の
タイプです。
1階の内部造作が進んでいます。

わが家は「家まるごとワンルーム」なので
すが、1階と2階で少々趣きが違います。
ダイナミックな2階に比べて、1階は洞穴
のようなイメージです。前に風水の本かで
「地相」という言葉を見ました。
それによると<南が低く、北が高く、道路
より一段高くなっている整形地が理想>と
ありました。それを見たときは「そんな土
地あるかい!」と笑いましたが、今思えば
この土地はまさにそんな感じ。北側寝室の
裏の隣地は1mほど高くなってなんとも言
えない安心感があります。
写真(左):ガレージと室内を区切る1枚
ガラスのサッシ。小窓の前に机を造作して
もらい、ガレージヴューな夫の書斎。
写真(中):1階の衣装用収納です。
残念ながら予算の関係で扉は割愛です。
日曜日午前10時半、晴れ、季節は秋。
な、日差しです。ご覧の通り、ファサードを通した影の落ち方がスバラシイ!
・・・とまた自慢です!キッチンの背中の収納ゾーン。ここで食事を作り、洗濯もし
トイレにも。光と影、ハレとケが見事に一体になっているではありませんか!
写真(右上):手前の囲いのあるのがトイレ、奥はキッチンまわりの収納で、一番
奥に洗濯機も置きます。「ミーレのドラム式洗濯乾燥機!」と言いたいところですが
結婚当初から使っているナショナルの全自動洗濯機です。
写真(右下):トイレブースを正面から。狭いながらsatis、柳宗理のミキシング
ボールを手洗器に仕立て、トップライトまである、わが家の縮小版のような趣です。
立体的な光の道「トップライトあります。」
南向きながら、南北に長い土地の宿命として、南側は光が
入っても、奥に行くほど暗くなっていく・・。それを解消
するために、当初は中庭をプランに入れていました。
が、コストの関係で中庭の設置は断念。壁の面積を増やす
など大きなコストアップをしなくても、少しの増額で大き
な快適さを生む・・・選んだのはトップライトでした。
写真(左):トイレの天とサイドから光が入るしくみ。
今ブルーがかっているのは、養生シートです。
写真(右):2階のど真ん中、間口いっぱいを横切るト
ップライト。切り取られた空は、私たちだけのものだ。
ギリギリの予算で、木まで
入れちゃいますか。

工務店さんに連れられて行った造園屋さん
では、予算内で選べるのは<ヤマボウシ>
<ハナミズキ><シャラ>の3種。いずれ
も落葉樹で「この中から好きなのを・・」
と言われたものの季節は既に秋真っ盛り。
どれも枯れ木の様相を呈していた。
家に帰ってWEBなどで調べて候補は<ヤマ
ボウシ>となった。花(ハッパ?)のカタ
チが私好みだったのと、実が食べられるの
がポイント高し!
写真(左):ヤマボウシ、ここでは1本
しかなかった・・・。1本立ち。
写真(中):植物図鑑を見ながらシャラ
を検討中の夫。枝のカタチは美しいけど、
花が私は好きでない。