一日現場検証 2003/10/11
壁と天井が張られ、
大空間が誕生!


10/9の朝に骨組みだけだった家に、東西と天井の構造合板
が張られて、たった数日で空間ができていました。
今日の工程のメインは鉄骨階段工事。まだえんじ色の階段は
外からの片持ちで、センターにポールがないため、踏み面が
転々と宙に浮いているような奇妙な感覚がしました。
「のぼってみますか?」と許可を頂き、ヘルメットをかぶっ
た私は、世帯主が出張中なのをよいことに、夫を差し置き
のぼってしまいました! うーーーん、ちょっと階段がユラ
ユラするので、検証してもらわないとダメだけど、1階の
階高がひかえめなので、真ん中が抜けていて手すりがなくて
も恐怖感はなし(降りるときにちょっとこわかった)。
2階からの眺めは、シートと足場で隠れているものの、それ
越しに見える風景は、期待していた以上。
この風景を建築家の菅さんは想像していたのかな、と思うと
あらためて、何故こういう家が考えられたのか納得するの
でした。前面道路は、季節の良い今は観光バスが嬉々として
通っていますが、道路から1m高くなり、さらに生活スペー
スのほとんどが2階なので、さほど気にならないでしょう。
現場検証は、ものすごく楽しいので是非また行きたいです。
東西の壁が出来ていました。

左:西側の構造合板を下から見たところ。
外壁仕上げでフレキボードが貼られます。
上左:2階南面の開口を見たところ。実際
は2階の床が張られて吹き抜けではない。
上中:黒板に今日の工程が書かれていた
上右:1階の奥では鉄骨階段の設置中
下左:西側の構造合板を南から北に見た
鉄骨階段は少しユラユラ。

上左:階段そばの1階梁です
上中/上右:丁寧に溶接がされていました。
下左:景気良く火花を散らしています
下中:外からの片持ち!変わった螺旋階段
下右:構造合板の壁と柱を内部から撮影
右:「ガラスが入るから」と階段を安定させ
ることで話し合い。よろしくお願いします
天井の構造合板も張られて、すっかり空間になってます。

左から1・2・5番目:南エントランスから2階を見上げました。実際には2階
には床がはられ吹き抜けはなくなり、ナナメの木材は後にはずされます。ちょうど
この辺がガレージになります(2番目の写真)。
3番目:北側の壁が入るところ、小さな柱が入っています。こっち側は開口なし
ですが、各所に35センチ角ほどの通気窓が設けられます。
4番目:北から南を望みました。2階の天井には階段上の大きなトップライトが後に
あけられて、もっと明るい空間になる予定。階段も天井・壁・床とも白く塗ります。
見上げた2階は体育館のよう

左から1番目:施工図を元に打合せ
をする正樹さん(設計課長・手前)と
棟梁(奥)。
2・4番目:天井高3m強の2階は
体育館のようだ。
3番目:階段の回りには2階の床が
張られますが、階段部分からは光が
入ります。
階段あがってしまいました!

左から1番目(上)・2番目:階段から
2階の南面開口を見たところす。前面道路
の幅員も広く見晴らしよし。JHの緑地帯
とその向こうに、宇治の山が見えます。
今は足場とシートが見えますが、実際は
ここに鉄骨の格子がきます。
1番目(下):階段から1階ガレージを
望む。階段の吹き抜けを通して2階北側から
もクルマが見えそうです。建築家・菅さんの
計算は大成功!

3番目:
階段が不安定なので、下から現場
監督のUNOPIN達が支えてくれてます。
このとき、私以外に1〜2人が上り下りの
シミュレーションをしていて同時に数人が
いて強度的には大丈夫なようですが、鉄骨
の間にはめ殺しガラスを入れるので、伸び
縮みが気になるところ。ここはじっくり検証
してもらいます。